AIがもたらす教育への影響② 〜 チャットボットの裏話〜
2018年8月25日4:44 PM カテゴリー:おすすめ無料教材,こども英会話,ブログ
こんにちは、松谷あいです。
尊敬するAIの博士、清田陽司先生のAIセミナーに参加してきました。
ことばを扱うAIのチャットボットの特徴
「日本一高い山の高さは?」
AIは、この質問のような学校の教科書に載っている正解のあるものに対する答えは、ものすごく得意。
いくらでも覚えられます。
AIスピーカーをはじめ、iPhoneのSiriやLineなども最近はチャットボットだらけ。
「なんか会話が噛み合ってないなぁ」という体験を一度はされたことがあるかもしれません。
なんとなく気づいていると思いますが、AIは一問一答でのやり取りしかできません。
それをどうやって、やり取りが続いているかのようにするか、ということが開発者の悩みどころ。
トライアンドエラーを繰り返し、だんだんと“本当に会話しているように”なっていきます。
実際の開発をされている方より、成功例を教えてくださいました。
●AIが女子高生や天然ボケに見えるような可愛いキャラなどのアピアランスにして、会話が噛み合ってなくても許してくれるように工夫をしている
●「バカ」「あほ」に対しての返答を「すみません」というルールにしたところ、驚くほど会話が円滑になった!
●人間からの質問は、横道に外れていることが多いため、初期段階ではAIのプロフィールから入力する。名前や年齢、住んでいるところなどを聞かれる頻度が非常に多いそう
●開発の初期段階では、チャットボットになりすまし、実は人間がアナログで返答してるケースがある。膨大なテキストデータをアナログで蓄積していくこのような方法が、一番の近道だそう
このように、ディープラーニングで会話に必要なルールとして、膨大なテキストデータを蓄積しては、テストを行い、少しずつAIが成長していくのを見守っていると、開発者にとっては、子どもを育てているような感覚が起き、やがてAIへの愛情すら湧いてくるそうです。
「AIを導入すると、楽になりますよ、人件費削減になりますよ」とお伝えしてオーダーをいただいたAIチャットボットの納品日。
愛情たっぷりで開発したAIをお客様へ納入したところ、クライアントさんは幻滅。会話の質の悪さを指摘されてしまいました。と、開発者の方が言いました。
しばらく会話したあと、何か気づいた様子で、次は目をキラキラさせながらその開発者の方がいいました。
「これから一緒に育てていく、その認識をクライアントと共有できていなかったのですね。」
私は、このような情熱を持ってお仕事をされている方が、世の中にイノベーションをもたらしてくれるのかと、感謝の気持ちが溢れてきました。
AIは英会話学習にもイノベーションをもたらしてくれました
チャットボットは、英会話の練習で活用するのに非常に向いています。
ほとんどの英会話学習はシチュエーションを決めて、ある程度予想される会話の中で行います。
しかも会話の練習をするという共通目的で人間もAIもお互いに会話を続けようとするので、
会話が少々噛み合わなくても続けてくれます。
このように、これからの日本人の英会話の上達のために、AIにはひと肌もふた肌も脱いでいただきましょう!
AI英語学習アプリ、救世主あらわる!
オススメのAI搭載の英語学習アプリは、Terra Talk。
ネイティブの方と英語で会話をしているかのようなやり取りができるんです。
でもAIなので、何度失敗しても、恥ずかしがる必要は一切ありません!
怒られないし、気も遣いません。
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