医療英会話ってどんな英会話??
2015年9月4日5:05 PM カテゴリー:Hayaのスタッフブログ,ブログ
医療英会話ってどんな英会話??
今回、私がはじめて抱いた疑問です。
お医者さんに必要な英語は2種類。
⒈ 論文を書いたり、学会では発表したりする英語
⒉ 患者さんを診察する時の英語
2つ目の英語をロールプレイして学習する医大生の授業を兵庫医大で見学させていただきました。
大きくて、立派な建物です☆
かっこいいドクターカーを発見!
みなさん、SPってご存じでしょうか?
あのセキュリティポリスのことではありません!
Simulated Patientの略で意味は…
*Weblio参照
ネイティブ講師が2名、Simulated Patientとなり、医大生とロールプレイをした後に、講師からフィードバック。
こんなにもたくさんの教材をいただきました!
全部、積みあげると 高さ4センチにもなりました。
医療ど素人の私なりに患者目線を交えて、「へぇ~」と思ったことを並べてみます。
*会って最初のお願いなので、Please tell me your name. じゃなくて、Could you please tell me your name?の方が患者さんを安心させることができる。日本語も英語も丁寧な方がいいですね。
*I don’t know your problem correctly. と言ったら、えっ?お医者さんなのにそんなに自信がないの?って患者さんは不安になるので、I don’t know your problem exactly yet. と言って、さらなる検査を進めること。
*Youじゃなくて、Weを使うと目線が同じという効果を生んで安心。
To be safe, (If you are worried) we can take some more tests. We should be able to know what the problem is.
*”I’m sorry.”を「次の質問は何かなぁ。ちょっと待ってね」という意味で使っていた医大生。お医者さんに謝られるというのは、患者として不安だから、代わりにJust a moment. とか What else…を使って安心させてあげる。
*患者さんは、いろんな質問をされていましたが、その時によく回答として、Not that I know of.「私の知る限りではないね。 」と答えていた。便利な言葉だ。
*熱を測ったあとに、a little bit highとだけ言いました。患者さんには”It’s”がないとどんな風に聞こえるのか?と質問しました。このお医者さんは、急いでるのかもしれない。次の患者さんが待っていて、早く終わらせたいのかもしれない、などと思うそう。だから、It’s a little bit high. の方が不安がらせず、落ち着いてもらうことができる。
*Can I have some whiskey to reduce the pain?と患者さんが無理を言った時にNo!と言った。この時にとっても便利なのが、I’m afraid not./I’m afraid I can’t do that.
*オーストラリア人講師の母音aeiouを久しぶりに聞いて、昔オーストラリアに住んでいたことを懐かしんだ。
医療英会話なんて難しすぎてわかるかなぁ~と思っていましたが、飛び交っていた英語はとてもシンプルなものばかりでした。医大生だから、英単語なんて5000語とかそれ以上に知ってるはずだけど、いざとなると出てこない…
わかってるけどできるようになるまで、練習が必要なのは、どの分野でも同じですね。
そして、英語は命も救うんだ!ということを知り、自分の思っていた英語の力の限界が広がりました。
医療英会話 = 安心を与える英会話
そして、「シンプルな英語を使いこなすこと」をハヤの授業にも応用させます。
岐阜大学名誉教授であり、兵庫県医科大学客員教授の高橋優三先生、たいへん貴重なインプットの機会をありがとうございました!
「人体は神の造形美」との先生の言葉をいただき、からだの構造に興味がわきました。
とってもかわいいイラストがたくさん!
はじめての「解剖学」で私もからだの仕組みを楽しく学べそうです。
まずはお腹から読もうかなぁ♪(´ε` )
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