速報!!アクティブラーニングのオンライン講座での気づきをシェア
2015年9月5日8:46 AM カテゴリー:Hayaのスタッフブログ,アクティブラーニング,こどもえいご講師育成プログラム
アクティブラーニングのオンライン講座の雑談ルームにて。
メモしてたことから、気づきをシェア。
別名、めっちゃ使える言葉集。ちょっとでも人に何かを教えている方は必読。
と、その前に!この写真は、ハヤのオンライン講座のものですが、こんな雰囲気なんだ〜って伝わるかなと。私たちは面白いことばかりしていますので、笑いすぎのいい写真。
それでは真面目にシェア。
①「人に教えるのって、教えた方が1番賢くなるんだよ~」と先生が言ったらすかさず、
「じゃあ、先生ばっかり賢くなってたんだ。」
鋭く答える生徒。
そう、実は先生が教えてしまって、生徒が賢くなるチャンスを奪っているのです。先生なのに教えないが普通。あ〜なんとパラドックスな世界なんだ。
②「指示待ちに なるなと先生 指示ばかり」
生徒さんたちが自分で考えて自分で動くことがなくなってしまう。私にとって、耳が痛い五七五です。
親という字が表しているように、見守ることが大切。(初めて知りました!)
地域No. 1の学校とNo.2の差は?
指示が多さ。No.2の学校は指示ばっかりだそう。
これを聞いて、Good to Greatの本を思い出しました。まぁまぁな会社を目指すのか、すごい会社を目指すのか。
知らない間に、私は途中から先生たちの「学校」という言葉を「会社」という言葉に置きかえて、聞いていました。学校と会社、人材を育成するという観点からは、全く同じ。
③福岡では、体育祭が完全アクティブラーニングです。その体育祭でやっていることを教科でもやりましょうよ!
先生は手を出さないで、見守りましょうという試み。
今度会社で、めちゃくちゃ真剣に、体育祭やろうか!と検討しましょうか。
個人的に体育祭は、大好きだし、運動も大好きです。
④大先輩教師が授業スタイルをアクティブラーニングに切り替えたのは、あの瞬間だな!と思う瞬間。
30年ほど前のことです。
「私が説明したら、私がわかるだけ。」
話をする人が、実は一番理解をするんだ、という事実を肌で感じた瞬間。
じゃあ、私のきっかけは?
思い出したのは、8年前に英会話スクールをしたときの、第1号の生徒さんのことです。その方は英検準1級で、私より英語力が高くその上に歳も10ほど上で、さらにさらに、英語を教えた経験まである方でした。「えらいこっちゃ〜」は、私の心の声。
全く自信がない私は「教えられません」とお断りする方向で逃げようか考えていました。すると、師匠であるイギリス人のDavid先生が、「誰にでも教えられることはあるよ!」と背中を押され、無理やり挑戦してみることにしました。
なんと第1号の生徒さんから、教えることができなかったのです。思い出してみれば、この瞬間といいますか、最初からアクティブラーニングをせざるを得ない状況でした。
その生徒さんは、先生として未熟な私を2年ほど成長させてくださって、その後ハヤの先生になりました。
⑤実際に社会人になると、教えてもらえるスクール形式ではなく、自分で主体的に取り組んで資格試験などを取ることになるのが当たり前の流れになっています。その時に突然どうして勉強していいのかわからないように、アクティブラーニングが低年齢化して行くと、いいなぁ。
小さい頃から、勉強大嫌い。宿題を忘れた数はクラストップ。私が勉強をはじめて主体的にしたのは、いつだろう?それは、24歳のとき。カナダに1年住んだ後の漢字検定2級。漢字がほとんど書けなくなっていたから、思い出したくて。実益を兼ねた勉強となりました。
⑥「板書はしていますか?」という美しい問い。
板書を最初の15分の説明にしないといけないとなるときっちりと精選するので、とてもいいものが仕上がる。
私の反転授業動画は、まだまだ無駄が多いことに気づかされました。ご存知の方はわかると思いますが、具体的には、ダジャレとか冗談が大半を占める動画がほとんどです。
板書はなぜ必要なの?から発展して、ノートを書く目的は?
復習のため、その内容を記録すること。でも、ノートをきれいに書くことが目的になってしまっている場合がある。例えば、とっても可愛く手帳を書くのが趣味なように、ノートを書いていたり。
この点、私は問題なさそう。マインドマップに大感謝♪
⑦オール質問の授業とは?
日本人は、質問をするのが苦手。
それはメンタリティの問題。輪を乱すような発言をするものは、出る杭だから打たれてしまうという文化。
「男は黙ってサッポロビール」が、アクティブラーニングにとっての最大に邪魔な美徳。黙っていることが美しい世の中である象徴。
納得だらけの2時間。日本の教育の最前線にいる方々とお話しさせていただくあり得ない機会でした。やっぱり私の国は素晴らしいかった。皆さまありがとうございました。
オンライン講座は、私の生活の一部となりつつあります。
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