英語のコツ すっきりしよう
2016年5月25日2:24 PM カテゴリー:すきま時間で英語力をアップ,ブログ,入試・学校の成績を上げたい
すっきりしよう~
実験で使った紙は、目の前にありますか?
リンゴに食べられちゃってる ”An apple ate I.”
と
おいしくリンゴを食べられている 「リンゴを」「食べた」「私は」。
なぜ、こんなに大きな違いがでるんだろう?
日本語にあって英語にないのは 「を」 と 「は」
この違いのポイントは:日本語にあって、英語にないもの。
「私は」 = I
「食べた」 = ate
「リンゴを」 = an apple
日本語には「は」や「を」がついています。
どんなに紙をまぜまぜしても、リンゴをおいしくたべられたのは 「は」と「を」 のおかげです。
「は」とついている限り、どこの場所にあっても、「私」が食べる人です。
「を」がついている限り、どこの場所にあっても、「リンゴ」が食べられる側です。
英語はどうしているの?
「は」や「を」がない英語はどうしているんでしょうか。どうやって、食べる人を決めて、食べられる側を決めているんでしょうか?
I ate an apple. も An apple ate I. も単語は全て同じ。
違うのは、単語を並べた順番。語順が違うだけなんです。
しつこいですが、語順が違うだけなんです。
そう、 語 順 が 違 う だけなんです。
そして、これが英語のヒミツです。
英語は、
一番最初の場所にきたら 「〇〇は」 「〇〇が」
二番目の場所は 食べるとか、歩くとか、動きを表す。
三番目の場所は 「〇〇を」 「〇〇に」
来る場所によって、食べる側か食べられる側がきまるようになっています。
見た目がどんなに「I(私は)」でも、An apple ate I. の場所にきたら、リンゴに食べられちゃいます。
英語のコツは語順です!
定番の語順がある
英語は、言葉をおく位置によって、意味が決まる。だから、定番の順番があります。
「だれが」 「する・です」 「だれに」 「なにを」 「いつ」 「どこ」
文法の言葉が分かりやすい人には、「だれが」は主語で、「する・です」は動詞 etc.のことです。
文法の言葉にとらわれたくない人は、ぜひ「だれが」など使ってみてください。
文法の言葉を使わずに英語を説明する「意味順」という方法から生まれた言葉です。気になる人は「意味順」で、調べてみてくださいね。京都大学の田地野彰先生の本などすぐに出てくると思います。
さて、文法を考えながら話すネイティブスピーカーは、いないでしょう。自由に話せるのは、語順の感覚があるから。ニュアンスや単語が必要というのも、もちろんありますが、語順の感覚があれば、話す、読むに有利です。
語順が大切をどう使う?
ここまででは、語順が大事なんだ~、に納得がいけばOKです。が、先に一歩進めて、これをどう使ったらいいんだろうのヒントを書くとするなら…
〇読むときは、頭からよむ (語順の言葉だから、始めから順に読んだほうが読みやすいんです。特に長い文は。)
〇日本語から英語にしたいときは、「だれが」「する・です」…の英語の語順に、まず日本語を並べ替えてから、和英していく。(こちらは意味順の本に詳しく載っています。レッスンでもよく使わせてもらっています。)
生徒さんの復習もかねて、英語のコツは語順だよ~、のブログでした。
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