ハヤ流「発音塾」with AppleのCM “Think Different”
2015年10月23日11:40 AM カテゴリー:こどもえいご講師育成プログラム,発音
こんにちは、すみだあいです。
Jobsが復帰してきたときのCM。
ナレーターはJobs本人。
CM “Think Different”
さぁ、このネタで暗唱大会をしてみよう!
仮説(◯◯かも…):
暗唱して、人と同じものを話すと、何か違うかも。
例えば、10人が全く同じことを言ってても、多分なんか違うかも。
話すことによって、相手が動く = コミュニケーション力かも?
自分の夢を語る前のスモールステップとしてもいいかも。
フロー状態になり、発音の練習がたくさんできるかも。
↓ 動画はこちら!
以下、スクリプトです。
Here’s to the crazy ones.
The misfits. The rebels. The troublemakers.
The round pegs in the square holes. The ones who see things differently.
They’re not fond of rules. And they have no respect for the status quo.
You can quote them, disagree with them, glorify or vilify them.
About the only thing you can’t do is ignore them.
Because they change things.
They push the human race forward.
While some may see them as the crazy ones, we see genius.
Because the people who are crazy enough to think they can change the world, are the ones who do.
こども英語講師養成科の授業のときに暗唱した模様をご紹介します。
発音の授業なので、目的は…
発音練習、とにかくたくさん練習する!
いいものを完コピして発音を身につける!
それでは、Arielが書いてくれた授業レポートをどうぞ♪
今までで一番かな?
みなさん、授業中であんなに英語を口から発したのは今日が一番ではないですか?
実は、個人的には私はこういうのちょっと期待していたのでめちゃくちゃ楽しかった。
AppleのCM、「Think Different」byスティーブ・ジョブス氏
そもそも「Think Different」ってどういう意味?と思ってググってみました。
知ってる方には申し訳ないですが、コトバンクより引用します。
【Apple社が掲げるプロモーションのキャッチコピー。この言葉の意味は「発想を変える」「ものの見方を変える」「固定概念をなくして新たな発想でコンピューターを使う」ということ。キャンペーンでは世界を変えようとした人たちとして、アインシュタイン、ピカソ、ガンジーなどを挙げている。このコピーの発表以来、新型PowebookG3、iMac、新型Power MacintoshG3といった製品が登場した】
とありました。
街中でやればAppleの回し者か?というほど、聞いて口に出して、発音の練習をしていると言葉の意味自体も体に染みこんでくるようでした。
行き詰まった時にはこの文章唱えてみよう、発想が変わるかもしれないし、固定概念がなくなってものの見方がかわり道が開けるかもしれない。
そして、具体的には
1,こうやって言うたらうまくいくんじゃない?
2,can’tの”t”をはっきり言ってるのはなぜ?
3,お気に入りの箇所とその理由。
こうやって言うたら~は皆の意見がほぼ同じ、間の取り方。
基本からあえて逸脱して感情を乗せるところ、めちゃくちゃかっこいいですよね、とあい先生。
具体的に発音の方法として質問があがったのが
・differentlyの最後の「tl」が発音しにくい→舌のあたる場所が同じなのでそのまま素早く動かす、tの前でいったん止めてみるとわかりやすい。
・fond of rulesの発音がしにくい→fondとofが結婚したら音としては fάndəv になるけれど、 fάn さんと dəv さんに分かれるとのこと、イントネーションもofのところを弱くその前後を強めに言うと流れるように言いやすくなる。ofはごくごく弱くなって一人ではいられない子なんですね。
・as the crazy onesが発音しにくい。→これもas theを一生懸命言おうとしすぎているのが原因?後のcrazyを強めに言うことによってスムーズに。
・文頭のAboutをちゃんと言おうとするとついて行けなくなる。→oにアクセントを置いて最初のAはもう聞こえないくらい?極端に言えば「んばう」みたいな感じで最後のtも消えちゃいます。
二番目のcan’tのt、も満場一致で「強く言いたい、強調したい、気持ちがこもっている」という意見でした。私の推測で申し訳ないですが、ジョブスは前の文章にあるように人々はtheyに対していろんな感情や感覚を持つだろうけれど、誰一人として、本当に全員誰しもが「無視する」ということだけはできないのだと、言いたいのだと思いました。
お気に入りの場所としては、いろいろ意見が分かれました。
私は先ほどのAboutからの二文だったのですが、多くの人が同じ意見だろうと思っていたら意外とマイノリティーで二人(Ella)でちょっとびっくりしました。
マジョリティーは最後の文章でした。
確かにあの間の取り方もかっこよくてあの文章がスラスラきれいな発音で言えたらかっこいい!
ちなみにかなりのマイノリティでThey’re no fond of rulesからの二文という人もいました(Ami)
理由も様々、私のように「言いやすくてなんか心に残った」という曖昧な理由から、前後の文などからきちんと分析してる人や感情を表現している人も。
そして、その理由がきっとこのスクリプトを覚えながら皆が今日心にとめたことなんだと思いました。
魔のスペース
最後の時間はshooting。
なんなんですか、あの空間は!
あの空気なのか、時間なのか、言い訳じゃないですけど、もっと上手に出来ると思っていたのに、びっくりするくらい普段の自分じゃなくなるあのカメラの前。
そしてどうやらそれは私だけじゃなかったみたいで、ほとんどの人が、何となく違うように感じました。
ただ、それはいい方に出たメンバーもいたように思います。
Ella、あい先生までもがそのトラップにかかってはりましたよね。
それでもみんな、ものすごい練習量だったというのは一目見て?聞いてわかりました。
スクリプトを一回も見ずに言っていたRick、さすがです。
レイチェルの声に張りがあったと思いました。
Akkieのストイックなまでのがんばりと、スクリプト作成などの裏方作業が光った授業だったです。
全員に共通するのが、聞いていて心地のいい声だったということ。
もしかしたら聞き慣れていて聞きやすかったのかもしれません。
でも、ここで「伝える」というを学ぶうちに人に語りかけたり伝えたりする力が付いた結果、聞きやすい心地よいナレーションだったのではないでしょうか?
私は、HAYAの授業ではほとんど失敗のほうが多いです。
今回も成功か失敗かというと失敗かなぁ。
でも、今失敗しておくことは財産だと思って、日々失敗しています。
そして、これも絶対にリベンジ!ジョブズみたいにかっこよく言えるようになって修了します、絶対に!
最後にこのスクリプトの意図するところを皆で話し合った意見でまとめます。
トレーシーのグループ「みんなちがってていいんちゃう?」
アッキーのグループ「出る杭は打たれるようなこといっぱいあるけど、私はそういう変わってる子好きやでー」
キャサリンのグループ「あれ?やっぱり最後のんのまるままやな!結局非凡な人が世界を変えている」
マイケルのグループ「アップルの会社の理念と、見ている人たちに向けての応援歌、人との違いや小さな違いが世界を変えるかもしれない」
そしてあい先生。
変わった人のための変わったパソコンを作った結果、世界を変えている。
そしてその変わった人の中に、先生、貴女も入っているのですよ。
こんな「発音塾」を受けてみませんか?
4ヶ月で成長できる講座のご案内です。
しかも11月19日までなんと、受講料無料!!
「こども英語講師養成科」の12月開講が決定!
感動・驚きのうれしい声は、こちらの動画からどうぞ。
↓ 詳細はこちらをクリック
Facebookからコメントする